令和6年能登半島地震 被災地支援プロジェクト

NPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)+ 坂茂建築設計では、2024年1月1日に発生した能登半島地震の被災者用避難所にて、避難所用・紙の間仕切りシステムの設置を開始しました。

NPO法人ボランタリー・アーキテクツ・ネットワークでは、災害支援の活動に対して、皆様からの募金を受け付けております。ご協力のほど、よろしくお願い申し上げます。

 

DLT材を利用した木造2階建て仮設住宅計画

珠洲市に、仮設住宅を計画しています。DLT(Dowel Laminated Timber)材による木造2階建ての仮設住宅の計画で、仮設住宅としての利用後、復興住宅として転用できるように計画しています。

 

 

仮設住宅の準備を開始

能登半島地震への対応として、DLT(Dowel Laminated Timber)、コンテナ仮設住宅を用いた仮設住宅の計画を始めました。

DLT仮設住宅の特徴
・DLTとは、製材を並べて穴をあけ、木ダボを差し込んで製造された積層材のこと。製造時に接着剤や釘を使用しない
・DLTは接着工程が無く、大規模な製造設備が不要であるなど加工工程が単純であるため、地元の中小規模の木材事業者が取り組みやすい材料である
・箱型ユニットとしたDLT材を千鳥状に積層させることで、短期間での建設が可能
・内装をDLTのままとすることで、木の素材感を活かした室内空間を実現

 

コンテナ仮設住宅の特徴
・コンテナを多層に積み上げることで平地の少ない地域にも多くの住戸を供給可能
・コンテナを市松模様に積み上げ、その間にガラスをいれることで各住戸のLDKを開放的に
・コンテナを使うことにより隣室、上下階の十分な遮音性を確保

 

 

2023年に建設した仮設住宅

2023年の能登地震の際に珠洲市に建設した仮設住宅は、令和6年能登半島地震の後も、損傷なく使われています。

 

1月28日 金沢市額谷ふれあい体育館

エアウィーヴ株式会社よりマットレス、株式会社 良品計画より「ダンボールでできたベッド」、それぞれ40セットを寄贈いただきました。

提供:エアウィーヴ株式会社、株式会社 良品計画

 

1月28日 珠洲市直小学校

珠洲市直小学校においてPPSの設置が行われました。

協力:Peace Winds Japan

 

1月17日 珠洲市緑丘中学校

珠洲市緑丘中学校において、14日に続きパーティションの追加(74ユニット)を行いました。

協力:珠洲市、Peace Winds Japan

  

1月15日 白山市松任総合体育館 / 内灘町ほのぼの湯

白山市は能登からの避難者を受け入れる避難所を開設しました。自治体が備蓄するPaper Partition System(PPS)を利用して、松任総合体育館に計480ユニットを設置しました。

内灘町はプッシュ型支援で提供されたPPSを地元の避難所に設置しました。

  

1月13日,14日 珠洲市緑丘中学校

1月13日から14日にかけて珠洲市緑丘中学校においてPPSを100ユニット設置しました。今後、追加の設置を行う予定です。

 

 

1月9日 金沢市 額谷ふれあい体育館

金沢市「額谷ふれあい体育館」において、150ユニットのプライバシー確保のための紙の間仕切りと段ボールベッドを1月9日に設営しました。

別途、内灘町にも間仕切りを配送しました。

協力:小松マテーレ株式会社、株式会社良品計画、石川県インテリアコーディネーター協会、アトリエ・ホーボーケン一級建築士事務所、久坂和之建築設計事務所

 

記事・報道

テレビ金沢 【中継】ストレス減へ課題も 輪島市からの避難者は

テレビ朝日【ANNnews】石川 孤立地域“全住民避難”すでに始まっていた“集団”移動の現実【報道ステーション】(2024年1月12日) 1:20~ 金沢市 額谷ふれあい体育館, 8:40~ 白山市 PPS支援

北國新聞 1月13日掲載 『間仕切りで快適空間』,『南加賀受入れ全力』

TECTURE MAG『NPO VAN+坂茂建築設計が紙管間仕切りユニットと段ボールベッドを設営

中日新聞 1月11日掲載 『最大440人 市営6か所 金沢市が避難所開設

image_pdf