紙のドーム

木造住宅専門の工務店のために恒久建築として設計した紙のドームである。紙管を曲げることはできないので、アーチを直線に分割し、集成材のジョイントで接合し構成している。水平剛性は筋交いの代わりに屋根の下地を兼ねた構造用合板で負担している。この合板には、構造に影響しない範囲で円形の穴を空け、屋根のポリカーボネート波板を通して自然光が入るようにしている。

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