新国立競技場

周囲の緑の延長として、違和感なく環境にとけ込むスポーツの丘。日常的に公園として、公開空地として、人々の憩いの場となる立体公園を計画した。立体公園に配置されたスタジアム屋根は断面の小さな軽い構造(グリッドシェル)とし、競技場全体を覆っている。また小さいグリッド(5mx5m)のそれぞれの中を開閉する小さなスクリーンで構成される自在な開閉屋根とした。これにより、従来の開閉屋根を持つ競技場に比べ、鉄骨量を約1/3削減でき、世界最軽量の開閉式屋根となる。

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