本棚の家

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片流れ屋根の小さな別荘の増築である。既存の建物は閉鎖的なシンプルな箱型だったので、増築部は対照的に構造として単純な木の本棚を置くだけで、開放的な空間をつくった。本棚には、既存の屋根と同勾配で梁を置き鉛直荷重を支持させ、同時にXY軸方向の横力も支持させた。増築部は森と連続する空間とするため、本棚の背板をガラスとして、長手方向の横力を取る必要壁量を確保するだけの最小限の背板を入れた。結果的に、森の中に森の延長のような自然な空間を切り取ることができた。