宇野千代記念館

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ハノーバー国際博覧会日本館に続き、フライ・オットー氏との2度目のプロジェクト。見晴らしのよい敷地は風致地区であり、記念館には瓦屋根を載せた和風建築が条件であった。ただ和風の屋根とするのではなく、その放物線状の屋根の構造的合理性を模索した結果、薄いLVL(構造用合板)を編みこんだ網代を吊り下げた構造とすることで、自然と日本的な屋根に近いものとなった。