京都市立芸術大学 移転整備

郊外から京都駅近くへのキャンパスの移転に際し、下層階はピロティとしまちに開かれた交流と情報発信の場としている。音楽学部と美術学部との積極的な交流を生み出すため、中層階を音楽学部、上層階を美術学部とし、双方の交流を促進させる断面計画としている。1.5間と3間のグリッドを重ねたタータングリッドで平面を構成するフレームシステムを導入し、大学の要望によって平面計画を柔軟に対応できるようにしている。

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