カーテンウォールの家

施主がこれまで続けてきた古い日本家屋の下町的でおおらかな生活を、現代的素材を用いて継承しようとしている。3階から2階にかけてテント地のカーテンは、視線を遮ったり、遮光するだけでなく、内側のガラス引戸を閉めてカーテンとの間を断熱スペースすることもできる。伝統的な日本家屋の障子、襖、雨戸、簾などにみられる開放性と室内環境のコントロールの仕方をこのカーテンウォールで再現している。

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