デリス・ケイ サウスビーチハウス タイプA&B

ビーチ開発に伴う17棟の別荘の提案。水上に浮かぶ離れとそれにつながる2つのタイプ(タイプA・タイプB)の母屋を提案している。タイプAは天井高の大きいリビングとダイニングを持ち、それらは南北に配したプールに引き戸を介してつながっている。水上の平屋の離れは、全面をガラスのスタッキング・シャッターとし、周りの海へとつながる開放的な空間としている。母屋へのもうひとつの提案であるタイプB。ひとつづきのチューブ状の空間とし、北側のエントランスから緩やかに蛇行しながら南側のリビングへとつながる。全体は薄いL型の構造ユニットを互い違いに反転させながら配置しており、その隙間から差し込む光は刻々と変化していく。

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