男木島パビリオン

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本プロジェクトは『瀬戸内国際芸術祭 2022』にて、アーティストの大岩オスカールとのコラボレーションで実現した。敷地は瀬戸内海中部に位置する男木島の、海を見下ろす高台にあり、建物は柱と二重梁を紙管で構成している。天井は竹天井のような繊細な表現とするために、細い紙管を敷き詰めた紙管天井とした。

3枚の大きな引違い窓には、大岩オスカールにより窓から見える実際の風景と重なる絵が描かれた。それぞれの窓に描かれた絵は、3枚が重なることで新たな絵が出現する仕掛けとなっている。