千葉公園ドーム

千葉公園内に建つ老朽化した競輪場を屋内型自転車競技場に建て替える計画。RC躯体からV字柱で持ち上げられた木造ドームは、球体の一部を長辺120m×短辺105mの楕円形で切り取った形状で、上・下弦材と束材からなるフィーレンディールアーチの集合で構成されている。上弦材と下弦材の曲率を変える事で梁成をドーム頂部から脚部に向けて徐々に大きくした構造的合理性のある架構である。

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