タメディア新本社

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7層の木造建物で柱・梁の単純なラーメン架構をいかにスチール・ジョイントもブレースもなしにリジッドにつくるかがテーマであった。そこで、楕円形断面の梁を2枚の梁で挟んだ柱に直交方向に貫通させて、リジッドなジョイントをつくった。さらにフレーム全体の剛性を高めるため、10.98mスパンの架構の両側には3.2mスパンの小さなフレーム空間を設けた。この小さなフレーム空間には、内部と外部の中間的エリアとして、オフィスの個室や各階を空間的にゆるやかに連続させる階段、ガラスシャッターを開くと半屋外化するラウンジスペースなどが内包されている。