被災地カメリーノ避難所にて、2016年11月18日、PPS (Paper Partition System -紙の間仕切り)設置
イタリア中部では8月から3回続けて地震が発生しました。10月30日に発生した地震の被害は大きく、大規模な避難所が設置されています。ボランタリー・アーキテクツ・ネットワーク(VAN)は11月2日、3日にかけ、カメリーノで避難所 になっているスポーツセンターへ行き、PPS(Paper Partition System - 紙の間仕切り)の デモンストレーションを行いました。これを受け、11月10日、Camerinoの行政より正式にPPS50セットの発注があり、11月18日にカメリーノ大学建築学部の学生たちと28セットを設置しました。残り22セットは、避難所の状況に合わせて徐々に設置する予定です。
VAN は、2011年東日本大震災や今年の熊本地震の後に設けられた避難所などで、これまで合計3800ユニット以上のPPSを設置しました。
海外の避難所での間仕切り設置は坂にとって初めてで、これを端緒に、今後日本 だけでなく海外においても、災害避難時のプライバシー確保の手段として、間仕 切りの普及に努める予定です。
Voluntary Architects' Network calls for your support in our relief endeavor. Donations made to the following account are very much appreciated. -・ Bank : THE BANK OF TOKYO-MITSUBISHI UFJ, LTD. -・ Branch: HIGASHI-MATSUBARA Branch -・ Account Name : Voluntary Architects Network -・ Account No : 319-0036997 -・ Swift Code : BOTKJPJT (or BOTKJPJTXXX if asked for 11-digit code) -・ Bank Address : 5-28-18 Matsubara, Setagaya-ku, Tokyo, Japan 156-0043