トルコ・シリア地震支援プロジェクト

2023年2月26日に起きたトルコ・シリア地震に被害を受けたアンタキヤやメルシンにおいて、紙管を用いた仮設住宅や紙の間仕切りシステム（PPS）を提供した。今回アンタキヤの支援では、1999年にトルコ北西部で建てたログハウスに改良を加えている。基礎には砂袋入りのビールケースを用い、1.2mおきに配置した紙管の柱の間には木製パネルで壁を作ることで、耐震性能を確保しつつ短工期で建設できるものとした。屋根は紙管フレームの上に穴を開けた合板を載せており、建設時にはその穴から体を出して作業できるため、高所に登ることなく安全に作業できる。また寒冷地であることから壁や屋根にも十分な断熱を加えている。

Supported by

Team

– Yaman Erturan
– Murat ERDEBİL
– Selda Kapucu
– Funda Can Atabay
– Mauricio Morales Beltran
– Ecenur Kızılörenli
– Jerzy Latka
– Tuğçe Arı
– Ezgi Nalci

2023年10月7日　

現地にて、ログハウス建設の２回目のワークショップが行われた。

2023年5月4日

All photos by Voluntary Architects’ Network in Antakya

2023年3月30日

1999年にトルコ北西部での地震でも紙管の用いた仮設住宅を支援したが、今回はそれに改良を加えている。
基礎には砂袋入りのビールケースを用い、1.2mおきに配置した紙管の柱の間には木製パネルで壁を作ることで、短工期で建設できる。
屋根は紙管フレームの上に穴を開けた合板を載せており、建設時にはその穴から体を出して作業できるので高所に登ることなく安全に作業できる。
寒冷地であることから壁や屋根にも十分な断熱を加えている。
このプロトタイプは芝浦工業大学で建設された。今後現地のでプロトタイプを経て被災地へと展開する予定である。