スコットランドの蒸留所

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スコッチウイスキーの聖地スぺイサイドに現存するハンティングエステートの広大な敷地に位置する。 スコットランドの地に蒸留技術が到来してから1,000年近くの年月が経ったいま、自らのブランド名を冠した自家製ウイスキーとジンを創生するプロジェクトである。

本提案は自然や人間のごくごく小さな営みや因果の蓄積が、素晴らしい成果を生み出す、というダイナミズムに主眼を置いている。 本プロジェクトでは各々の製造過程を分棟として配することにより、一連の木造建築群がスペイ川沿いにたちならび丘陵の森に溶け込み、壮大なランドスケープを生みだすことを提案している。