軽井沢の晴山ゴルフ場では、数年かけたクラブハウスの建替えを含むリニューアルが計画されており、まずは仮設のクラブハウスとして使用できるよう、既存建物（旧浅間亭）の改修を行った。本建物はクラブハウス機能のみでなく、一般に開放したレストランとしても利用が可能である。改修でありながらも、素晴らしい新クラブハウスを予感させるように、温かみのある、開放的なインテリア空間をデザインすることを大きなコンセプトとした。解体時の資材ゴミを最小限にするため、再生紙でできた紙管を壁や天井に使用し、木のようなぬくもりがある有機的な空間を演出した。
