はだかの家

3世代が暮す家。外壁はFRPの波板で縦横の方向を互いに変えた二重の壁を作り、内壁はすべてマジックテープで着脱可能なメンブレインで形成している。壁の中は、果物の梱包用の蕎麦状の発砲ポリエチレン製緩衝材を袋に詰めたものを固定し、さらにポリエチレン製気泡パッキン材で断熱性能を高めている。内部には大きな1室空間の中に最小限の大きさのキャスター付きの畳敷き個室を置き、様々な状況に合わせてアレンジできる、フレキシブルな空間となっている。

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