カーボン・ドアハンドル

カーボンファイバーは軽量ながら高い剛性と引張強度、低い熱膨張という特徴を持つ興味深い素材である。 このFSBドアハンドルは、そのカーボンファイバーをレバー部分の構造体として用い、鋼材のように冷たかったりや静電気を感じたりしないデザインとした。 様々な建物での制限に対応できるよう、通常のハンドルとクランクハンドルの両方に使用できる接合パーツをアルミとし、ハンドル自体のデザインを一貫させた。 グリップの断面は楕円形で、45度で切断したときに円形の面が現れる。このジオメトリによりハンドルの先端にもシームレスな手触りを実現している。(製造:FSB)

image_pdf