ハーフェンシティ ウォータータワー

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敷地はハンブルグ中心地にあるハーフェンシティーの東エリアに位置する。コンペでは地域のシンボルとなる、ハーバーに張出した3棟のツインタワー(レジデンス)の提案が求められた。ツインタワーは、3棟の調和を図るために同じ形態を保ちつつも、木、メタル及びコンクリートと異なる外装及び構造を用いることにより、各棟毎に明快な特徴を持たせている。空調設備(高性能エアヒーティングシステム)を壁面に設置し、天井内の設備スペースを削減することにより、各階の階高を抑えて建築制限高さ内にフロアを一層追加し、要求床面積を減らすことなく、全ての住居に2層の吹抜け空間を確保した。テラスに面する吹抜け空間の窓は、開閉が容易なガラスシャッターによって2層分の大開口を確保し、内部と外部の一体化した空間を創り出している。