ジャパン・カー展 -飽和した世界のためのデザイン展-

パリとロンドンにて、世界巡回展「JapanCar-飽和した世界のためのデザイン」を開催した。展覧会の会場構成を坂が行ない、キュレーションをグラフィック・デザイナーの原研哉氏が行なった。展覧会では、日本のクルマの特徴を「小ささ、環境、移動する都市細胞へ」の3点で捉え、その文化的・歴史的背景とともに紹介し、従来のモーターショーにはない日本の車の新しい価値を提示した。メインホールでは、すべて白一色の車が展示され、ミニマルな世界観を演出した。紙管の柱は支えとしてだけでなく、車を展示するフレームとしても利用した。

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