紙のログハウス エクアドル

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2016年4月16日18:58(日本時間17日午前8時58分)に南米エクアドルでマグニチュード7.8の地震が発生し、死者663人、避難者数は28,775人に達した。本プロジェクトの建設予定地は沿岸部に位置するマンタ市中心部である。地震発生後約20世帯が自力でこの場所に仮設シェルターと仮設トイレを建てて生活を営んでいた。私たちは彼らにむけてよりよいシェルターを提供することにした。
エクアドルの沿岸の気候は熱帯気候のフィリピンと近いため、フィリピンで行った仮設住宅モデルを基本としている。紙管の構造体に竹を斜めに打ち付けることにより外壁兼ブレースの役割を担わせ構造を固めている。現地の建材を使用することで、現地の条件に合わせながら建設コストを削減する。