紙の保育園

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2013年4月20日に四川省雅安市で発生した地震後に建設した仮設の保育園。雅安市芦山県は大きな被害を受け、太平地区にある苗苗(MiaoMiao)保育園の建物は使用禁止となった。そこで、近接する仮設住宅団地内に、地元の子どもたちが通えるような紙管による仮設の保育園を計画した。6mx21mのなかに二つの教室が通路を挟んで向かい合う。室内は紙管とLアングルによるトラス屋根によって柱のない空間を実現している。2008年に四川省成都市に華林小学紙管仮設校舎を建設した際にも協働した西南交通大学や中国全土からのボランティア、京都造形芸術大学の坂茂スタジオの学生が参加して建設した。