ヘスリー・ナインブリッジズ・コンプレックス

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ゴルフトーナメントのプレスセンターやスポーツ施設といった大きな無柱空間が要求されるプログラムに対し、既存のゴルフ打放し場の下が敷地として与えられた。単に、地下をコンクリートで固めて掘るのでは無く、打ち放し場をそのまま屋根とし、自然の地形勾配を維持しながら大スパンを得るよう、巨大構造では無いコストを抑えた小さくユニット化された2層グリッドシェルとした。そこに分割された二重膜屋根を配すことで、膜の勾配を利用し、打ったボールが自動的に回収できるようになっている。