Paper Partition System 4

避難所用 紙の簡易間仕切りシステム4


Paper Partition System(\PPS)は避難所におけるプライバシー保護を目的とした簡易的な間仕切りシステムである。大規模災害時において被災者の多くは体育館などの大きな空間の中で長期間プライバシーのない生活を余儀なくされる。しかしながら、全くプライバシーのない避難所生活は、精神的にも肉体的にも被災者に多大な負荷をかけることになる。そこで2004年の新潟県中越地震(PPS1)や、2005年の福岡県西方沖地震(PPS2)、2007年の藤沢市でのデモンストレーション(PPS3)等のバージョンアップを経て、東日本大震災発生直後からPPS4を開発した。今回のPPS4では柱と梁でできた紙管のフレームを組み立て、梁の部分に家族ごとの目隠し用の布をかけるだけの簡易なものである。布はカーテンのように開閉できるので、日中は開放し、就寝時のみ閉めるといったことも可能である。組み立ては非常に容易で、ボランティアや、場合によっては避難者自らが設置にあたることもある。夏には被災地で蚊やハエといった虫が大量に発生し被災者を悩ませていたことから、紙管のフレームに蚊帳を吊った“蚊帳バージョン”も設置した。

The evacuees of the great Japan Earthquake and Tsunami are currently taking shelter in evacuation facilities such as gymnasiums. They are forced to live in this situation for a few months, before temporary housings are deployed. They suffer from the lack of privacy and high density, which could cause damage both mentally and physically. We are currently making simple partitions made of paper tubes and canvas curtains to divide each families.
This disaster relief endeavor will be financed with donations from around the world.

構成部材 / Materials:

柱 / Column: 紙管(大) / Paper Tube (Large)
梁 / Beam: 紙管(中) / Paper Tube (Medium)
ジョイント / Joint: 紙管(小) / Paper Tube (Small)
仕切り / Curtain: 木綿布 / White Canvas
他 / Others: 安全ピン、クリップ / Pins, Clip